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OH!マイママ

今日は、劇団NLTの「OH!マイママ」を観劇に銀座8丁目の博品館劇場へ足を運びました。

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1968年、賀原夏子を中心に、主にヴールヴァール劇(フランス語の風俗コメディ)を上演する
『劇団NLT』として発足しました。
NLTとは『新文学座』の意のラテン語、Neo Litterature Theatreの頭文字からとったものです。
「被告人」「毒薬と老女」「宴会泥棒」「がばい婆ちゃん」等をこの劇団で見せて頂き、気になる
劇団のひとつになりました。

博品館2.jpg         ロビーは沢山のお客様で賑わっていました。年齢層が少し高いかな?

今回の「OH!マイママ」は、コメディ!作品はテーマは性同一性障害というデリケートなテーマなのですが、大変面白い。この作品のパリでの初演は 1984年です。日本では未だ「ニューハーフ」という言葉も余りなじみがなかった時代です。人間の内面に踏み込み嫌みなく舞台化してしまうフランス人のコ メディセンスと粋な精神に感動します。だってみんな血が通う同じ人間だもの!

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平凡な舞台に見えますがいろいろ仕掛けがありました。ミュシャやクリムトの絵が映し出されます

ベテラン俳優陣の川端慎二氏・木村有里氏のお茶目で円熟味ある熱演と演技力には、
脱帽ものですが、若手が弱い。芸の未熟さ、ベテラン俳優とのギャップを非常に感じた。
この若手俳優だけを見ていると劇団に方向性・存続性を危ぶまれる感がある・・・。
昨年創立40周年を迎えたNLTは、創立者の賀原夏子の精神に今一度向き合いもう一度原点に
立ち返りワクワクするような喜劇を提供してくれています。
こんな混沌とした誰もが不安を抱える時代だからこそ、上品な笑いは全ての人に必要です。
『NLTコメディルネッサンス』を応援したいと思います。
歴史のある素敵な劇団だからこそ若手の育成と伝統の継承を願っております。


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「OH!マイママ」 
10月22日(金)~25日(日) 
博品館劇場 東京都中央区銀座8-8-11 博品館TOYPARK8階


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