サンセット大通り

今日は赤坂ACTシアターで上演されている「サンセット大通り」の千秋楽でした。先週の水曜日にこの作品を観劇。20年以上前にNYで見たミュージカル【アンドリュー・ロイド・ウェバーの素晴らしい楽曲で知られるミュージカル「サンセット大通り】が日本初上演と言う事で大変楽しみにしていました。期待を裏切らない日本版「サンセット大通り」にほぼ満足を致しました。「サンセット大通り」は、忘れられた往年の大女優と売れない脚本家の愛憎劇を描いたハリウッドのバックステージ物の傑作であり、愛と嫉妬、野心と打算といった人間の心理を見事に描いた作品です。過去の栄光を捨てられない大女優ノーマ・デズモンドを演じる安蘭けい様は豪華な衣装を次々と着こなし歌は上手いし、とにかくお綺麗。ターバンを巻いた小さなお顔も素敵ですが、グレイヘアで50歳のノーマで登場する最後のシーンは圧巻。美人はどう転んでも美人なのです。天は二物を与えずという諺がありますがあれは嘘。瞳子さんは二物も三物もお持ちです。売れない脚本家のジョー・ギリス役の田代万里生氏に関しては、歌は歌えるのですが・・・何と言っても「色気」が無い。この役は囲いたくなるくらい素敵でショウガナイ奴だけれどほおっておけない、可愛らしさと色気が無ければならない。代わりに誰かと言って直ぐに思い当たらないのも日本のミュージカル界の人材不足?なのか???発展途上と言う事で万里生君には公私ともに頑張ってとエールを贈りたいな。ノーマを盲目的に崇拝する謎の執事(元ノーマの夫)マックスを演じる鈴木綜馬氏については、文句無しのはまり役。口数が少なく表情で演技をするシーンが多いが、流石に皇帝陛下(フランツヨーゼフ)もこなす彼は上品でせつなくてこの芝居上一番心惹かれる登場人物でした。
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でも今回の主役は舞台装置の「階段」であると言っても過言ではない。ブロードウエイでの油圧を使った派手な演出では無く舞台中央の表情豊かな階段。ノーマの大邸宅の階段でもあり、裏庭のガレージ、撮影所の敷地内へ変化する重要な役割の段が伸びる階段。美術の二村周作氏は天才!!もう一度見たい。再演を願っている。でも本当は大阪公演に行きたいな~ 久しぶりに観劇後数日経っても頭の中を美しい楽曲がリフレインされています。名作です!
ウィリアムホールデンのジョーギリスが素敵だから映画も何度も見ました。

ミュージカル「サンセット大通り」
《東京公演》2012年6月16日(土)~7月1日(日) 赤坂ACTシアター
《大阪公演》2012年7月6日(金)~8日(日) イオン化粧品 シアターBRAVA!

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このページは、megraceが2012年6月27日 23:43に書いたブログ記事です。

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