2012年3月アーカイブ

ミュージカル「ジキルとハイド」

2001年、2003年、2005年、2007年と、鹿賀丈史主演で見てきたミュージカル「ジキルとハイド」。お気に入りのミュージカルナンバーも沢山有る大好きな作品です。
最高のジキルで封印しておこうと思いキャスト一新の今回は、本当は観る予定は無かったのですが、アターソンが大好きな吉野圭吾さんと聞いてサッサと封印解いて参戦。いざ日生劇場へ!
三銃士でロシュフォールを演じ怪我をされた圭吾さん。昨年11月の三茶世田谷パブリックシアターでの江戸の青空~弍~『惚れた晴れたの八百八町』以来の圭吾さんにお会いできて幸せ。あの至近距離の登場場面だけで大満足。階段を軽快に上がり下りする圭吾さん。ダンスのシーンではいつも通り女性を美しく見せてくれる圭吾さん。目尻のしわが少し増えたけれどこれも叉美しい横顔に憂いを加え素敵。燕尾服・ステッキがお似合いで動きもエレガント。最後にハイドを制御できなくなったジキルに銃を向ける圭吾さんの背中の演技は素晴らしい。肩の小刻みな震え銃をもつ右手の表情は、親友アターソンの無言の叫びと嘆きを訴えかけてきます。
四季退団の石丸さんを拝見するのは初めてです。ジキルとハイドの二つの声を操り熱唱する歌唱力は凄いな~。本当に大変な役だと思います。もう少し色気があれば2幕目のルーシと歌う 「It's A Dangerous Game」は官能的で素敵になるのに惜しい。このナンバーも好きなので残念。
まる兄を慕う濱田ルーシーの迫力と情熱・妖艶さで歌い上げる歌唱力に押され気味で勿体ない。「This Is The Moment」は聴きごたえが有りました。この曲を聞きたいからこのミュージカルを見ると言っても過言ではないくらい好きなミュージカルナンバーです。アルベールビルオリンピックのテーマ曲として使われたこの曲はいつも岡君のCDで聞き慣れているのですが・・・

ジキルとハイド.jpg石丸幹二&濱田めぐみ&塩田明弘 三氏のアフタートークショーも有り楽しかったです。
このトークショーで石丸王子は黒の自前のお扇子を出し扇ぐのですが・・・やっぱりこの王子は色っぽくないのです。バタバタと粗い風をおくる人なのです。もう少し所作が美しくなると素敵なのにな~。強い声で歌い上げてくる濱田ルーシーは歌唱力も演技力も素晴らしい。個人的にはマルシアのルーシーよりも好きです。気温差が激しい乾燥が凄いこのシーズンに演じる石丸さんと濱田さんの歌唱力は凄い。ご本人たちはこの声を保つ秘訣は「うがい」を強調するけれどきっと自己管理も徹底しているのでしょうね。プロって凄い!しかしワイルドホーン氏の曲は好きなものが多いけれど難曲が多いですね。大作ミュージカル「ジキルとハイド」です!!

ミュージカル「ジキル&ハイド
2012年3日6日(火)~3月28日(水) 日生劇場

2012年 三月大歌舞伎 昼の部

今日は新橋演舞場へ昼の部参戦。今月は昼夜鑑賞することが出来て嬉しいです。
荒川の佐吉は2010年秀山祭で仁左衛門さんとお孫さんの千之助君で見たのが最後かな?
今日は染五郎さんの佐吉です。
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昼の部の出し物は
一、荒川の佐吉
  序 幕 江戸両国橋付近出茶屋岡もとの前の場より
  大 詰 長命寺前の堤の場まで

                 荒川の佐吉  染五郎
                丸総女房お新  福 助
                隅田の清五郎  高麗蔵
                 大工辰五郎  亀 鶴
                 極楽徳兵衛  宗之助
                   お八重  梅 枝
                鍾馗の仁兵衛  錦 吾
                成川郷右衛門  梅 玉
                相模屋政五郎  幸四郎


二、仮名手本忠臣蔵
  九段目 山科閑居
                   戸無瀬  藤十郎
                大星由良之助  菊五郎
                    小浪  福 助
                  大星力弥  染五郎
                    お石  時 蔵
                 加古川本蔵  幸四郎


『荒川の佐吉』は仁左衛門さんの当り役の一つ。人のよいやくざ者が親分の娘が産んだ盲目の子供を育てるという真山青果の作品です。前回2010年秀山祭では仁左衛門さんとお孫ちゃんの千之助君が卯之吉を演じたので、感情移入も自然体で、泣かせられました。
今回の染五郎さんの佐吉は、ちょっと粗いけれど頑張ってました。本日はロビーに奥様もいらしてました。春らしい白いお召し物で素敵でした。
劇中で染五郎さんの日常生活でのパパぶりを感じることが出来ます。
男義のある潔い佐吉が満開の桜におくられながら東北へ旅立って行く姿は感動!こういう男の人って現世ではもうお目にかかれないですね。劇中妄想恋愛に走る傾向あり。二幕目の「山科閑居」は豪華な俳優陣でした。忠義のために犠牲になる親子・夫婦の愛や絆を描いた名場面。
忠臣蔵大好き!後半・・・寝不足の為ちょっとコックリしてしまった。まわりを見回すとお休み中の方が多かったです。言いわけではなくちょっとリズムがなくだらけてしまう?丁寧な描写ですがかったるい感がありました。今月は昼夜三月大歌舞伎を拝見させて頂きましたが、夜の部は大向うからの声がありませんでした。今日は沢山お声がかかって芝居が引き締まり楽しかったです。

三月大歌舞伎
新橋演舞場 2012年3月2日(金)~26日(月)


2012年 三月大歌舞伎

歌舞伎初体験のじんちゃんと新橋演舞場で「三月大歌舞伎」を楽しんできました。中村座での襲名公演で、きっと演舞場は空いているのかしらと懸念しながら伺いましたが・・・なかなかの入りで関係者でも無いのですがホッとします。

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夜の部の演目は
一、佐倉義民伝(さくらぎみんでん)
  序 幕 印旛沼渡し小屋の場より
  二幕目 東叡山直訴の場まで

                  木内宗吾  幸四郎
                   おさん  福 助
                  徳川家綱  染五郎
                宗吾長男彦七  金太郎
               大名久世大和守  友右衛門
               同 井上河内守  権十郎
               同 酒井若狭守  亀三郎
               同 三浦志摩守  亀 寿
               同 青山伯耆守  松 也
               同 稲葉丹後守  宗之助
               同 浅野摂津守  萬太郎
               同 伊丹肥前守  廣太郎
               同 秋元但馬守  廣 松
                 松平伊豆守  彦三郎
                渡し守甚兵衛  左團次
                  幻の長吉  梅 玉


二、唐相撲(とうずもう)
                   日本人  菊五郎
                    通辞  團 蔵
                    皇后  梅 枝
                  通辞夫人  萬次郎
                    皇帝  左團次


三、小さん金五郎(こさんきんごろう)
               金屋橋の金五郎  梅 玉
               芸妓額の小さん  時 蔵
        太鼓持六ツ八実は木津屋六三郎  松 江
               芸妓大村屋お糸  梅 枝
                千草屋娘お崎  右 近
               千草屋女房お縫  歌 江
               奈良屋権左衛門  錦 吾
                広瀬屋新十郎  團 蔵
                 女髪結お鶴  秀太郎

数年前にコクーンで勘三郎さんの「佐倉義民伝」を見て以来ですが・・・ラップ調の新しい「義民伝」よりやっぱり今回の幸四郎さんの宗吾のほうが胸に来ます。泣けます。凶作と熾烈な徴税にあえぐ佐倉の農民を救おうと、死を覚悟して将軍へ直訴に及んだ下総佐倉の名主木内宗吾の実説から生まれた感動作です!今回は御子息の染五郎さんが徳川家綱を、お孫ちゃんの金太郎君が宗吾様の長男彦七を勤めて居ます。三代で同じ舞台に立てるなんて・・・幸せですね。それをオンタイムで見れる事は本当に幸せです!

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sougo3.jpg「三月大歌舞伎」の公演期間中、新橋演舞場劇場2階ロビーには木内宗吾を祀る宗吾霊堂(千葉県成田市)の出開帳(でかいちょう)が行われたそうです。もちろん御参りさせて頂きました。今月の演舞場はお得感たっぷりで楽しいです。「唐相撲」も「小さん金五郎」も初めて見る演目ですが楽しめました。時蔵さんの芸妓額の小さんはキップのよい愛嬌も色気もある男勝りなお姉さん!素敵です!憧れます!

三月大歌舞伎
2012年3月2日(金)~26日(月) 新橋演舞場

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