日生劇場二月大歌舞伎

日生歌舞伎1.jpg今日は日生劇場二月大歌舞伎に行ってきました。昨年国立劇場で大けがをなさった染五郎さんの五カ月ぶりの復帰舞台です。悲惨な出来事が続いている梨園に久しぶりの明るい話題です。ちょっとお痩せになった染五郎さんは相変わらずの麗しさ。今年不惑の齢とは思えぬ美しい染五郎さんです!日生劇場で歌舞伎を見るのって本当に久し振りな事です。劇場内には花道も作られて、はふうも・・・そして歌舞伎の定式幕も・・・。外国で歌舞伎を見ている感じで楽しかったです。

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出し物は昼夜同じです。(今日知りました)

口上(こうじょう)
                      松本幸四郎



一、義経千本桜 吉野山(よしのやま)
          佐藤忠信実は源九郎狐  市川染五郎
                逸見藤太  中村亀 鶴
                 静御前  中村福 助



  河竹黙阿弥歿後百二十年
  河竹黙阿弥作
二、通し狂言新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)
  弁天堂
  お蔦部屋
  お蔦殺し
  魚屋宗五郎

      〈弁天堂・お蔦部屋・お蔦殺し〉
                愛妾お蔦  中村福 助
              磯部主計之助  市川染五郎
               召使おなぎ  市川高麗蔵
                小姓梅次  中村児太郎
                岩上典蔵  大谷桂 三
               浦戸紋三郎  大谷友右衛門
              浦戸十左衛門  市川左團次



      〈魚屋宗五郎〉
               魚屋宗五郎  松本幸四郎
            宗五郎女房おはま  中村福 助
               召使おなぎ  市川高麗蔵
                小奴三吉  中村亀 鶴
                 鳶芳松  大谷廣太郎
              酒屋丁稚与吉  松本金太郎(夜の部)
               父親太兵衛  松本錦 吾
                岩上典蔵  大谷桂 三
              磯部主計之助  市川染五郎
              浦戸十左衛門  市川左團次

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幸四郎さん、染五郎さん、金太郎ちゃん!親子三代で舞台に立てるって幸せな事ですね。素晴らしい!勘三郎さんにも団十郎さんにも味あわせて上げたかったな~。
でも染五郎さんお元気になられて本当に良かったです。魚屋宗五郎を一幕で見る事は多いけれど今日の様に通しで 弁天堂・お蔦部屋・お蔦殺しと見れたのは嬉しい。流れも判り易いし非常に大満足です。いつの時代もお酒失敗する男性は多いようですね。見応えたっぷりの河竹黙阿弥作通し狂言「新皿屋舗月雨暈」でした。

日生劇場
二月大歌舞伎
平成25年2月4日(月)~26日(火)

二月喜劇名作公演

招待券を頂き、母を連れて新橋演舞場で「二月喜劇名作公演」を見せて頂きました。
客席はバスでいらした団体客の皆様や年齢層が高くてびっくり。でも90%のお席は埋まっていました。興行的には成功ですね。

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             歌舞伎と違い正面玄関上に看板が無いのが淋しいな~~

kigeki2.jpg一、お種と仙太郎
茂林寺文福 作/平戸敬二 脚色/米田亘 演出

二、大当り高津の富くじ -江戸育ち亀屋伊之助-
平戸敬二 作/成瀬芳一 補綴/門前光三 演出

三、おやじの女
安藤鶴夫 原作/舘直志 脚色/成瀬芳一 演出

水谷八重子・波乃久里子・渋谷天外という劇団新派と松竹新喜劇の融合した楽しいお芝居でした。
昭和のレトロ感満載な心温まる3本は、ちょっと居眠りしても大丈夫。寝起きでも直ぐに理解が出来て追いつけるお芝居です。劇場がお茶の間になった様な新橋演舞場。観客全員がひとつの家族の様な空間でした。個人的には御主人の位牌を抱く波乃久里子さんが、ちょっと切なかったな~弟に先立たれたお姉ちゃん・・・と重なってしましました。

二月喜劇名作公演
新橋演舞場 2013年2月1日(金)~24日(日)



豊嶋三千春 能の会

今日は初めて国立能楽堂で能鑑賞を致しました。「金剛流 豊嶋三千春 能の会」です。潔く予習無し「ZERO」で臨みましたが、こっくりともせずに楽しむ事がで出来ました。前列中央では眠れない。多分演目も良かったのでしょう。「清経」 無常感溢れるこの作品は素人でも判り易く、美しい笛の音が耳に残っています。何処で拍手をしたら良いかも判らず友人と首を傾げる事も多く、あまりに解らなすぎて目を合わせキョトンとしておりました。鑑賞後も雨足が強くせっかくの七夕も天の川を渡る事もできないだろうな~。天上の二人を会わせてあげたい。

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豊嶋三千春能の会
国立能楽堂
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 TEL03-3423-1331(代表)

ミス・サイゴン初日

パーシモンホールで「ミス・サイゴン」の初日を鑑賞しました。文句無しに良かったです。涙が溢れてきました。何度も見た作品ですが何故か昨晩は・・・新演出版では、大型スクリーン映像を駆使して、より臨場感のある舞台に生まれ変わりました。あのヘリコプターのシーンは必見です。
岡君の「ブイ・ドイ」は本当に聞かせてくれます。素晴らしい。一番好きな曲「I still Believe」も
最高でした。
でも残念なことはエレンが強すぎます。共感ができないな~。四季仕込みの強い口調と歌い方で、クリスはお尻に敷かれ、引き取られてタムの行く末も心配になってしまう程の強さ。
この役は、大きな愛としなやかさで傷ついたクリスを優しく包み込むような母性愛を感じる女優さんが良いな~。エレンの歌う新曲「メイビー」も強さが・・・


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 タム役の加藤憲史郎君は子供店長の弟さん!大物です!今回エンジニアは市村さんのみ!

saigon3.jpg昨晩のカーテンコールでは市村さんの挨拶に続き新演出家のローレンス・コナー氏も檀上に上がりメッセージを下さった。客席後方にはロンドンから来日された多くの制作スタッフさん達がいらしてた。檀上のキャストは涙する人も多く意気込みと醍醐味を感じる事のできた初日でした。
来年1月迄のロングラン公演です。沢山の人に見てほしいミュージカルです。

ミュージカル ミス・サイゴン
2012年7月6日~7月8日 めぐろパーシモンホール

サンセット大通り

今日は赤坂ACTシアターで上演されている「サンセット大通り」の千秋楽でした。先週の水曜日にこの作品を観劇。20年以上前にNYで見たミュージカル【アンドリュー・ロイド・ウェバーの素晴らしい楽曲で知られるミュージカル「サンセット大通り】が日本初上演と言う事で大変楽しみにしていました。期待を裏切らない日本版「サンセット大通り」にほぼ満足を致しました。「サンセット大通り」は、忘れられた往年の大女優と売れない脚本家の愛憎劇を描いたハリウッドのバックステージ物の傑作であり、愛と嫉妬、野心と打算といった人間の心理を見事に描いた作品です。過去の栄光を捨てられない大女優ノーマ・デズモンドを演じる安蘭けい様は豪華な衣装を次々と着こなし歌は上手いし、とにかくお綺麗。ターバンを巻いた小さなお顔も素敵ですが、グレイヘアで50歳のノーマで登場する最後のシーンは圧巻。美人はどう転んでも美人なのです。天は二物を与えずという諺がありますがあれは嘘。瞳子さんは二物も三物もお持ちです。売れない脚本家のジョー・ギリス役の田代万里生氏に関しては、歌は歌えるのですが・・・何と言っても「色気」が無い。この役は囲いたくなるくらい素敵でショウガナイ奴だけれどほおっておけない、可愛らしさと色気が無ければならない。代わりに誰かと言って直ぐに思い当たらないのも日本のミュージカル界の人材不足?なのか???発展途上と言う事で万里生君には公私ともに頑張ってとエールを贈りたいな。ノーマを盲目的に崇拝する謎の執事(元ノーマの夫)マックスを演じる鈴木綜馬氏については、文句無しのはまり役。口数が少なく表情で演技をするシーンが多いが、流石に皇帝陛下(フランツヨーゼフ)もこなす彼は上品でせつなくてこの芝居上一番心惹かれる登場人物でした。
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でも今回の主役は舞台装置の「階段」であると言っても過言ではない。ブロードウエイでの油圧を使った派手な演出では無く舞台中央の表情豊かな階段。ノーマの大邸宅の階段でもあり、裏庭のガレージ、撮影所の敷地内へ変化する重要な役割の段が伸びる階段。美術の二村周作氏は天才!!もう一度見たい。再演を願っている。でも本当は大阪公演に行きたいな~ 久しぶりに観劇後数日経っても頭の中を美しい楽曲がリフレインされています。名作です!
ウィリアムホールデンのジョーギリスが素敵だから映画も何度も見ました。

ミュージカル「サンセット大通り」
《東京公演》2012年6月16日(土)~7月1日(日) 赤坂ACTシアター
《大阪公演》2012年7月6日(金)~8日(日) イオン化粧品 シアターBRAVA!

六月大歌舞伎 猿之助襲名公演


shinokiri last.jpg新橋演舞場に六月大歌舞伎を見に行きました。久し振りにゆっくり母を連れて観劇を楽しみました。
「初代市川猿翁 三代目市川段四郎 五十回忌追善 二代目市川猿翁 四代目市川猿之助
九代目市川中車襲名披露 五代目市川團子初舞台 六月大歌舞伎」です。

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もちろん満員御礼。七月も昼夜完売。襲名披露は華やかで楽しい。
澤瀉屋さんの新たな門出を改めておめでとうございます。


初代 市川猿翁 三代目 市川段四郎 五十回忌追善
六月大歌舞伎
二代目 市川猿翁
四代目 市川猿之助 襲名披露
九代目 市川中車
五代目 市川團子 初舞台


2012年6月5日(火)~29日(金) 新橋演舞場

薮原検校

shiranui 1.jpg時間の流れが恐ろしい位に早い。先週の火曜日に札幌から上京したゆかりちゃんと一緒に「薮原検校」を見ました。平日の昼間・・・そして台風接近の悪天候の中世田谷パブリックシアターは満席です。年齢層が高い。「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」の第4弾として上演される本作は、1973年の初演以来、日本で、世界で賞賛を浴びてきた、傑作悪漢物語。
昨年四月に天に召された井上先生の名作。珍しく「悪」を主人公にしたこの芝居は、親の因果で盲に生まれたその男、盗み、脅し、殺人、悪の限りを尽くし、江戸の盲人にとっての最高位、検校まで登りつめた。これは稀代の大悪党、杉の市のちの二代目藪原検校の一代記。うん十年まえに、もうすぐ閉館するセゾン劇場で勝新太郎主演で見た非常に印象深い作品です。薮原検校役の野村蔓斎さんの異形を演じる狂気は恐ろしいくらいでした。脇を固める役者が秀逸。一人で何役も器用にこなす。まるでレミゼ・・・。いつ拝見しても完璧な秋山奈津子氏、小日向文世氏のチャーミングで人間の善悪について掘り下げていく演技、愛情深い母親役の熊谷真実氏・・・本当にエネルギッシュで素晴らしい。

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             のぼりのぼれば流山 くだりくだればこの世の地獄

梅雨に重いテーマの戯曲ですが、やはり本が良いから面白い。もう一度本を読もう。時代背景を
少し学びながら・・・見ておいて良かった。

藪原検校(やぶはらけんぎょう)
2012年06月12日(火)~2012年07月01日(日)  世田谷パブリックシアター

中村座

最近「着物」と「歌舞伎」にハマっている姉が「中村座」の前楽に連れて行ってくれた。
中村座にちょっと早めに着いた私達は良い事がありました。昼の部「め組の喧嘩」に出演されていため組の人達がお帰りになるところに遭遇しました。出待ちをしていたファンの人達の要望でポーズをとってくれた棟梁をパチリ。粋で素敵です!
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   五月晴れにスカイツリー 絶景です。明日でこの小屋が壊されてしまうのは淋しい・・・

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夜の演目は
一、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)
                粂寺弾正  中村 橋之助
                腰元巻絹  中村 扇 雀
                 秦民部  中村 錦之助
         小原万兵衛実は石原瀬平  市川 男女蔵
                小野春風  中村 国 生
                 錦の前  坂東 新 悟
                八剣玄蕃  片岡 亀 蔵
                秦秀太郎  市村 萬次郎
                小野春道  坂東 彦三郎


二、志賀山三番叟 上演口上(じょうえんこうじょう)
                      中村 勘三郎 中村 小山三

  江戸随一 志賀山三番叟(しがやまさんばそう)
                 三番叟  中村 勘九郎
                  千歳  中村 鶴 松


三、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
  髪結新三(かみゆいしんざ)
                髪結の橋も透け新三  中村 勘三郎
               家主長兵衛  中村 橋之助
                下剃勝奴  中村 勘九郎
                車力善八  片岡 亀 蔵
                 娘お熊  坂東 新 悟
              加賀屋藤兵衛  市川 男女蔵
                後家お常  市村 萬次郎
              弥太五郎源七  坂東 彌十郎
                手代忠七  中村 梅 玉

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お席にお菓子も売りに来てくれます。ゴミも取りに来てくれます。至れり尽くせり~

前楽でカーテンコールもあり・・・スタンディングオベーションが!!もちろん満員御礼です。
勘三郎さんと小山三さんの口上が良かったです。90歳の大ベテラン真の女形です。
「中村家の宝です。100歳胃も200歳までも生きて欲しい」って勘三郎さんは仰ってましたが、歌舞伎界の宝です。少しシャープになった勘三郎さんの髪結新三と欲張り大家の橋之助さんの掛け合いも楽しい。髪を結いながら忠七をそそのかす新三はもう一度見たい。見事なパフォーマンスです、ロングランお疲れ様でした。

平成中村座 五月大歌舞伎
平成24年5月3日(木・祝)~27日(日 (5月28日は追加公演でした)

ロミオとジュリエット


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昨晩は赤坂ACTシアターでたけるんの「ロミオとジュリエット」を見に行きました。雨の中若い女性が沢山・・・
お席は満席でしたが、涙がひとすじも出ない「ロミオとジュリエット」でした。ロンドン出身の若手の演出家ジョナサン・マンビィ氏・・・何も心に訴えて来なかった。衣装も好きじゃないな~。
とにかく名門の出と言う上品な貴族は一人も居ない庶民版ですね。

たけるん2.jpgビジュアル的には素敵二人です。ロミオ役を務めるのは、今、注目の若手俳優であり、本作で初舞台・初主演を飾る佐藤健君。彼の魅力を引き出す作品に出してあげたいな~。勿体ない。
今秋東急オーブシアターでのフランス版「ロミオとジュリエット」に期待をしよう!
昨年同じシアターで見た小池先生の「ロミオとジュリエット」は本当に素晴らしかった。
再演を切に願います。そしては10月の舞台までに原作を読もうと思います。

ロミオとジュリエット
2012年4月29日(日) ~5月27日(日) 赤坂ACTシアター


Endless SHOCK 2012

29日の土曜日は、前楽の「Endless SHOCK」を見せて頂きました。

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即日完売 満員御礼

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ジャニー喜多川氏は「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」と「最も多くのナンバーワンシングルをプロデュースした人物」として昨年2部門でギネスに認定されました。凄いですね。
ショックも以前見せて頂いた時より凄い進化をしてました。光一くんのストイックさも素晴らしい!

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帝劇で2~4月と自己最長となる4カ月連続の139公演を敢行。終演後、「今日も休憩中に地震がありましたが・・・去年もこの公演が中止になり・・・(中略)この回数を、シングルキャストで1人も欠くことなく上演できたことを誇りに思います」と胸をはってご挨拶してくれた光一くん。
素敵でした。志が高い舞台人です。感激しました。豪華で華やかなステージ、殺気際立つ「殺陣」のシーンは素晴らしい。フライングの光一くんがいきなり頭上にと心臓ドキドキ心ウキウキの楽しいステージ。来年2~3月の帝劇公演も決まり、節目の1000回公演も間近となった「Endless SHOCK」 叉観たいです。ラスベガスで公演が決まったら行きたいな~ 絶対に!
頑張れジャニーさん!みんなを元気にしてくれる舞台の力は想像以上です。

Endless SHOCK 2012年2月7日~4月30日 帝国劇場



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